ヒーロー〜その二 中学校に入学した頃、スラムダンクが大流行していたもちろん僕も学年の半数以上の生徒と共に入部届を出した顧問もあまりの入部希望者の多さに困っていたが「先生、バスケがしたいです」と三井バリに泣き出す奴が居たので渋々ながらも全員の入部が認められたしかし地元では一応、強豪校だったので練習も厳しく、次々と部員数は減っていっただけど僕は根性でバスケを続けた身体も大きくなり、地元じゃちょっとは名の知れた名センターとなったそして3年になった時、キャプテンに指名された僕は、これを機に髪型を角刈りにし、ダンクを決める時は必ず「ウホッ!」って叫んだそんな努力の甲斐もむなしく、僕のあだ名は「ピッコロ」のまま _(:3」z)_PR